2025.4.7

CITIZENの歴史

CITIZEN(シチズン時計株式会社) は、100年以上にわたり、日本の時計産業を牽引し続けてきたブランドです。
「市民に親しまれる時計を」という想いを込め、精密な技術と革新を重ねながら、世界中の人々の腕元で時を刻んできました。
今回は、その歴史を振り返りながら、CITIZENがどのように進化してきたのかをご紹介します。

■1918年——シチズンのはじまり

CITIZENの歴史は、1918年に 「尚工舎時計研究所」 が創設されたことから始まります。
この研究所では、日本国内での時計製造技術の確立を目指し、高品質な時計作りに取り組んでいました。

そして1924年、ついに同社初の懐中時計が完成。
その名は 「CITIZEN」(シチズン)。
「市民に広く親しまれる時計であってほしい」という願いが込められたこの名前は、後にブランド名となり、日本を代表する時計メーカーへと成長していきます。

1930年には、シチズン時計株式会社 が正式に設立され、翌年には 初の男性用腕時計 を発表。
ここから、日本の時計産業の新たな時代が幕を開けました。

■技術革新と挑戦の歴史

CITIZENは、常に時代の一歩先を行く技術を開発し続けてきました。
以下は、その歴史の中で生まれた革新的な時計の数々です。

1958年:国産初のアラーム腕時計を開発
ベル音で時間を知らせる 「シチズン アラーム」 を発表。
当時のビジネスマンにとって、画期的な機能を備えた一本でした。

1970年:世界初のチタニウム腕時計「X-8」
軽量で耐久性の高いチタニウムを世界で初めて時計の外装に採用。
これにより、CITIZENは チタニウムウォッチのパイオニア となりました。

1976年:世界初のアナログ式光発電時計を発表
環境に配慮した画期的な技術 「クリストロン ソーラーセル」 を開発。
この技術は後の 「Eco-Drive(エコ・ドライブ)」 へと発展し、太陽光や室内のわずかな光でも駆動する時計を実現しました。

1993年:世界初の多局受信電波時計を開発
自動で時刻を修正する電波時計の開発に成功し、世界のどこにいても正確な時間を刻める時計が誕生。

2011年:Eco-Drive SATELLITE WAVEを発表
世界で初めてGPS衛星電波を受信し、時刻を修正する腕時計 「エコ・ドライブ サテライト ウエーブ」 を発表。
地球上のどこにいても正確な時間を得られる技術を実現しました。

■CITIZENが生み出す「未来の時計」

100年以上にわたり、CITIZENは時計の可能性を広げ続けてきました。
その根底には、 「Better Starts Now(より良い未来は今から始まる)」 というブランド哲学があります。

これからも、CITIZENは環境に優しい技術や、さらなる精密なムーブメントの開発に挑戦し続けるでしょう。
あなたの腕元で時を刻むCITIZENの時計——
そこには、100年以上の歴史と、変わらぬ革新の精神が宿っています。
時代を超えて進化するCITIZENの時計とともに、新しい時間を刻んでみませんか?


とけいや時左衛門
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