2025.11.1
70年代カットガラス時計
70年代カットガラスの時計は、現代で使えば個性的。宝石のよう。
1970年代の国産時計には、今では見られない“華やかさ”があります。
その象徴ともいえるのが「カットガラス」。
多面にカットされた風防が、光を受けてキラキラと輝く様子は、まるで宝石のようです。


時代を映すデザインの美
当時の日本は、高度経済成長の真っ只中。
人々の暮らしに少しずつ豊かさが広がり、
「身につけるもの」にも華やかさを求める時代でした。
その流れの中で生まれたカットガラスの時計は、
“実用性の中に美を求めた”日本らしい発想の結晶です。
光の角度によって
文字盤が柔らかく反射し、
腕を動かすたびに表情を変える。
見るたびに少し心が躍るような、
そんな繊細な輝きが魅力です。
現代に映える個性
今の時計デザインは、
シンプルでミニマルなものが主流。
だからこそ、
70年代のカットガラス時計を身につけると、
驚くほど新鮮に映ります。
クラシックでありながら、どこかアートピースのような存在感。
一つ取り入れるだけで、ファッション全体が“自分らしく”輝きます。
小さな宝石を腕にまとうように
カットガラスの時計は、
単なる時間を示す道具ではありません。
それは、
当時の職人たちが手仕事で磨き上げた
小さな芸術品。
角度を変えれば、ガラスの面が光を分け合い、まるで宝石のように光を放ちます。
今の時代にこの時計を着けることは、“時を超えて輝きを受け継ぐ”という楽しみでもあります。

とけいや時左衛門
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