2025.5.21
腕時計のバンド色で整える、革小物の色合わせ術②

■ なぜ“時計のバンド”から色を揃えるとよいのか
財布やベルトは日常的に使うアイテムですが、バッグはシーンによって使い分けることも多く、靴も季節や天候に左右されることがあります。その点、腕時計は一年を通して常に身につける“定位置のあるアイテム”。
だからこそ、日常のコーディネートの「基準色」として活用するのにぴったりなんです。
時計のバンドを黒に決めたら、基本は黒系で小物を揃える。茶に決めたら、茶系でまとめていく。そうするだけで、日々の服選びや小物の組み合わせが格段にラクになります。
■ 同系色でも“素材感”で差をつけられる
時計の革バンドにはさまざまな質感があります。たとえば同じ黒でも、スムースレザー、シボ革、エンボス加工のあるもの、マット仕上げのものなど、選ぶ素材によって表情が大きく異なります。
茶系ならなおさら、ライトブラウンからダークブラウンまで幅広く、ツヤ感のあるもの、アンティーク加工されたものなど、選ぶ楽しみもあります。同系色で揃えることでベースに一体感を持たせ、そこに質感の違いで“奥行き”を演出するのが、大人のファッションの醍醐味です。

■ 小物の色合わせは“自分らしさ”の土台づくり
ファッションにおいて、自分らしさを表現するためには、まず“整えること”が大切です。色の統一感があると、それだけで全体が引き締まり、余計な装飾を加えなくても洗練された印象を生み出すことができます。
特に革小物は長く使うものだからこそ、時計のバンドの色を起点に考え、ひとつずつ丁寧に選んでいくことが、自分らしいスタイルのベースづくりにつながります。
まとめ:時計の革バンドは“装いの要”
小物の色が揃っていると、全体に一貫性が生まれ、静かだけれど芯のあるおしゃれが完成します。そしてその起点になるのが「腕時計のバンドの色」です。
まずは黒か茶、どちらかの革バンドを選び、その色を軸に革小物を整えていくことから始めてみてはいかがでしょうか? それだけで日常の装いが見違えるほどスマートになります。
腕時計のバンドを起点に革小物の色を整えることで、装い全体に統一感と洗練された印象をもたらすことができます。
まずは自分のライフスタイルや好みに合った一本を選び、そこから小物選びを楽しんでみてください。細部にまで気を配ったスタイルは、確実にあなたの印象を格上げしてくれるはずです。
とけいや時左衛門
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